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Lyのハンター日誌・レベたん初めての狩り編 

※レベたんはゲーム中には登場しないオリジナル猫です。

 見慣れた雪山も、狩りの武器と荷物を背負っていると不思議と新鮮だった。
 広い世界を縦横無尽に駆け回るハンター。
 そうであるからこそ山は大きく、自分は酷く矮小な存在に思えた。
 ……いや、実際レベたんはかなり小さいのだが。
 武器を持って、明確に狩る意志を持って登るのは初めてである。
 広がる山の麓、草をはむポポ。見慣れた光景も、今回はちょっと意味が違う。
「まず、手始めにお肉の剥ぎ取りからニャ」
 手にした武器でポポを仕留め、その肉を剥ぎ取らねばならないのだが……。
「はいニャ!……これでやるニャ?」
 流石にフルフルの口で殴るのは気が咎める。
「じゃあ片手剣でフルフルに特攻するニャ?」
「やるニャーっ!!」
(可哀想だけど克服するまでトラウマ利用させてもらうニャ)
 と、勢い良く飛び出すもそこはやはり猫、気配を殺してゆっくりと……。
 のんびりと草を食べるポポ。ひょっとしたら親子かもしれない。
(ごめんなさいニャごめんなさいニャ、でも、自然の摂理ニャ……)
「ニャーッ!」
 そこからは勢いに任せてポポをタコ殴りにするレベたん。
 吹っ切れてしまえばある程度の事はできてしまうものだ。
 だがしかし、鈍器は流血しないから穢れないと行った不届き者はどこのどいつか。
 ポポが倒れた頃には……。
「ごめんなさいニャー……」
 伝わってくる骨の感覚に、ちょっと挫けそうなレベたんがいた。
「さて、さっそく剥ぎ取るニャ」
「はい……ニャ」
 恐かった。ナイフを刺せば血が出る。ソレは当たり前のこと。
 ご主人はハンター。それは解ってるつもりだった。
 だけどやっぱり恐かったし痛そうだった。
 それでもレベたんは頑張った。ここで無駄にしたら本当に可哀想だと思ったから。
「よくやっ……」
「ニャ?」
「……とりあえず、そこで体洗うニャ」
※このゲームには、暴力的シーンやグロテスクな表現があります。

 さて、ここ暫く採集に次ぐ採集で、日誌に書くほどの事もなかったわけですが。
 とりあえず、ソニックボウなる弓の為にフルフルを狩った所。
 ハンターランクも上げようって事で日々頑張っておりまする。
 ……とりあえずトレニャーがたまにすごいもん持ってかえってくれるのが。
 龍苔っていうらしいのを拾ってきたりしたし。
 行くとき沈みかけてたわりに幸先は良かったのかねえ。
 その一方私はと言うと……
 せっかくかき集めた眠魚が今回瓶に使えないらしいことが発覚して凹み中です。とほほい。
 まあ、カクサンデメキンが大樽爆弾Gの材料にはなるようなので釣りのお世話にはなりそうだけど。 ……さて、ギルドに顔を売る意味も兼ねて……ふふ、リオレウス討伐じゃー!
 いやーこんなに早く会えるとはねえ、のほほ。
 で、爆弾たんまり持っていったら……睡眠瓶持って無くて結構無駄が。
 捕獲も失敗、なんだか今日はとほほな日です。
 まあ、このままだべっていてもなんなので……お婆ちゃんのクエストも受けにいきますー。
 と言うわけで……久しぶりにガノス釣りー♪
 ソニックボウ、睡眠が使えないとはいえ、雷がどれだけ効くか試したいし。
 そ、れ、に、前からやってみたいことがあったのよねー。
 しかしまあ、なんだ。
 相変わらず良く釣れるわ、ガノトトス。
 どのぐらい良く釣れるかってーと……うん、もう可愛くなるぐらい。
 最初に見つかっちゃったり使えると思ってた毒瓶が使えなかったり、ヘマもしたけどねえ。
 ソニックボウの方は効果覿面。かなり短時間で仕留められた。
 さて……スタミナがガノス装備でつくんだけど……あまり好みじゃないのよねえ。
 ちなみに、亜種の方も同じぐらいの時間で捕獲できたんだけどね……。

 潰 さ れ ま し た

 いやーマジでいるんだなあ捕獲した獲物に潰されるハンター。うん自分。
 もうトトスの捕獲なんてぇー。うう。死ぬかと思ったわ。
 さて……お、トレニャーも帰ってきたか。
 今回はふむふむ龍木と……生肉?
「ボクが取って来たニャ!」
 おーえらいえらーい。て、なーんか錆の匂いがするぞ?
「ニャ……」
「落陽草で取ったのに何で人間に匂いが解るニャ?」
 いや、誰もが通る道なんだわこれ。
 と、言うわけで二人にはもういっちょ頼んで……行かないと、行かないといかんのよ。
 弓師の天敵……ダイミョウサザミ。
 でも奴さえ仕留めればツインテールがまたでーきーるー。
 相変わらず近寄ってくる。ウザい。あれだ。
 父親に辟易してる娘の心情って奴?
 半死半生だったけど……なんとか罠で捕獲。
 なんでこんな奴相手にしてるときに限って忘れ物するかな自分。
 そしてフル装備で挑んだ相手ほどあっさりやられて捕獲できない罠。
 と、何かトレニャーとレベたんが死に体で帰ってきたんですが……。

(……失敗しちゃったニャー……)
 初めての討伐の依頼は上手く行った。
 目の前には、自慢のハンマーで頭を砕かれたドスギアノスが転がっている。
 と、ここまでは良かったのだが。
「どうしたニャ?」
「……トサカまで一緒に砕いちゃったニャ」
 ドスギアノスのトサカは、実は結構良い値段で売れるトレジャーだった。
 とはいえ、壊れてしまったものはしかたがない。
 ドスギアノスの前でちょっと両手を合わせて早速解体……の、はずだった。
「ニャ……れ、レベたん……」
「あとちょっとで爪が……取れたニャ♪……どしたニャ?」
 目の前に、大きな影が現れなければ。
「ニャ……」
「ニャ~……」
 真っ白い毛に包まれた、強面の、お猿。
 お猿と侮るなかれ。目の前にどーんと立たれるのはなかなかの迫力。
 しかも気が付けば、周囲をぐるりと取り囲む小猿の群。
「あ、あのー……」
「これはー……ちょっとやばめニャ」

 んで結局、引っ掻かれたり小突かれたりしながら帰ってきたらしい。
 トレジャーはしっかり握って手放さないあたりがプロ根性よね……。
「おっし!ご主人様にまっかせなさーい」

 「彼」は、困っていた。すこぶる困っていた。
 密林の近くに涼しげな洞窟を見つけたまでは良かった。
 問題は……
「キィキィキィキィ」
 そこにあった卵が孵ってしまったということだ。
 そうして「彼」の前には……
「キィキィキィキィ」
 ランポスを仲良く分け合う小さな火竜の子供達がいる。
 よく見ると赤、青、碧、ピンク、金、銀と実にカラフルなちびっ子達。
 いつまで経っても親が帰ってくる気配は無く、帰ろうとすればついてきそうなちびっ子に、
 人間であれば頭を抱えたくなるような状態に陥っていた。
 と、ここまではまだいいのだが……。
「キィーッ!!」
 正直鱗の傷に頭突っ込んで抜けなくなるのは勘弁願いたいと思っている「彼」だった。

 あいつか、ああ、知ってる。
 話せば長い。そう、古い話だ。

 知ってるか?ハンターは三つにわけられる。
 強さを求める奴。
 お洒落に生きる奴。
 ネタに、走る奴。
 あいつはー……

 彼は、ギルドナイトと呼ばれたハンター。
 『彼』の、相棒だった男。

「よう相棒、いい眺めだ。この装備ならどの飛竜も大して変わらん」

 私は『彼』を追っている
「あれは雨の降る寒い日だった」

 祖龍狩り募集にメイド服接近。
 ネタ装備か、腕はどうだ。
 剥ぎ取り装備へ、抜け駆けは許可できない。
 だろうな、余所へ行く。
 こちら初オンのPJ、可能な限り援護する。
 ランクを上げるなら余所で頼む。

ハンターの装備には謎が多い。

 誰もが着飾り、
 誰もがネタに走る。
 そして誰が三死して、誰が剥ぎ取るか。
 一体理想の装備とは何か。

「風翔竜急速接近、撃退し、村の安全を確保しろ」
「ねこ ぱんちでお出迎えだ」

人類とモンスターの戦場、通称-狩り場-
ハンター達に与えられた舞台
「ナース服だ」
「マゾプレイヤーだ!油断すんな」
「装備にルールはない。ただ生き残るだけ」
「メイド服で祖龍をやるまで終われない」

 人は彼等を、「狩りの廃人」と呼んだ。
「受け入れろ、小僧」
「これがモスフェイクだ」
 変化する装備。露呈する趣味。
「ネタ装備だ!」
「行けよ、臆病者!」
 交戦規定は唯一つ。
「生き残れ」
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[ 2007/03/10 15:04 ] Lyのハンター日誌 | TB(0) | CM(0)
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